ダイエットでランニングや、スポーツでも走ることに重点を置いてるのに何で痩せないのだろうか? 間違ったやり方をしていてはもったいないです。見直してもらいたい5つの間違いをご紹介します!
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運動する量が不足している
軽く走ったからといって体重が簡単に落ちる訳ではありません。運動量はとても重要なのです。
計算式で表すと、運動による消費カロリー量は「体重×運動負荷×時間」となります。
50キロの人が15分走るのと1時間走るのでは、消費カロリー量に約312kcalの差が出てきます。
もちろん1時間走る方が消費カロリーは高いです。ダイエットでは摂取カロリーに目がいきがちですが、消費カロリーも注意してみましょう。
脂肪燃焼には時間が必要です。ランニングなどで痩せたい場合は30分くらい走るのが妥当です。
無理し過ぎない程度の運動量と時間を考慮してください。
初心者は続けるために15分からスタートして、慣れてきたら徐々に運動量を増やしていきましょう。
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走るペースが速すぎてしまう
ランニングなどの有酸素運動は脂肪燃焼には効果的です。
速く走った方がいいと思っている人も多いと思います。しかし、走るペースが速すぎると無酸素運動になってしまうため、脂肪燃焼にあまり役立ちません。
最大心拍数の60〜70%の心拍数で、1kmを7〜8分のペースで走ると効率よく痩せられますよ。もちろん個人差がありますが。
負荷が大きすぎると筋トレと同じ運動になって、痩せるというより鍛えることになります。速く走ることで、糖質がエネルギーに使われてしまいます。脂質をエネルギーに使うから痩せられるのに、これでは意味がありません。
距離とタイムを決めて速く走るのではなく、ゆっくりとペース配分を考えて走りましょう。
景色を楽しみながら走ってみると気分転換にもなるのでいいですよ。
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食事量が増えてもタンパク質が
痩せるためにはたんぱく質が不可欠なのです。
たんぱく質が不足している状態は脂肪がつきやすくなります。
たんぱく質の役割は、筋肉を作り基礎代謝を上げること。基礎代謝が上がれば脂肪燃焼もしやすくなり、痩せやすい体になります。
筋肉がつけば自然に消費カロリーも上がりますので、よりダイエット効果になるのです。
食事制限をしている人は見直してみて、必要なたんぱく質の分量をしっかりと取るようにしましょう。
揚げ物や甘いものが好きな人は要注意です。
摂取カロリーが消費カロリーより高くなっていないか確認しましょう。
十分なたんぱく質を取り、摂取カロリーに気をつけて食事をしてください。
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ランニングを始めて日が浅い
ランニングやスポーツを始めたその日から急激に痩せるという現象は残念ながらありません。
脂肪を1g落とすためには7kcalいるのです。
毎日30分間ランニングをして1カ月で消費するカロリーは約6240kcalとなり、1kgの脂肪を落とすには、1カ月以上続けなければこれまでの努力は報われません。
結果が表れるのは3カ月後と考えたほうがいいでしょう。
特にランニングは続けることで、少しずつ距離も長く走れるようになって自信もつきます。
基本的な有酸素運動なので健康にも効果があります。走ることに慣れておけば、違うスポーツにも役立ち、楽しさ倍増になりますよ。
ランニングを継続し、徐々に成果が出てくるとより頑張ろうと思えるはず。
最初は慣れなくて嫌になるかもしれませんが、達成感を味わいながら続けていきましょう。
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ダイエットの知識が足りていない
続けても痩せないという人も中にはいると思います。
もしかしたらダイエットに必要な知識が少ないのかもしれません。
痩せるためには脂肪よりも重い筋肉が実は必要です。筋肉がつくことで基礎代謝が上がり、効率よく消費カロリーを増やせるのです。
準備運動をして体を温め、脂肪燃焼を効果的にするなどの工夫も大切です。
ランニングは正しいフォームで、ゆっくり長時間走ることを意識しましょう。継続して徐々に距離や時間を伸ばしていくことが必要。
また、食事で必要な食材も抜かないように注意をしましょう。
日々の生活を見直し、正すことで健康的なリズムにもできます。
痩せるにはどんなことが必要なのか、注意事項は何か把握しておきましょう。
いかがでしたか?
間違ったやり方は損をしてしまいます。
以上のことに気をつけて走る楽しさを身につけてダイエットしていきましょう!