運動をしている方、食事のタイミングはいつ取っていますか?
きちんと運動効果を高めるため、食事を取るタイミングがとても重要です。
これから運動をしたいと考えている方も食事のタイミングを知ってから行いましょう。
・早朝トレーニングは朝食の後で!!
早朝に運動をするのはとても気持ちがいいですね!みなさん、早朝運動をする際、いつ食事をしていますか?
実は、朝食の後に運動やトレーニングをするのがいいとされています。
それは、朝食が眠っていた体を起こしてくれるから。
体内時計がリセットされ、体温が上がれば頭も体もスッキリして運動効果を高めてくれます。
食事の量にも気を付けたいところです。
少ないと集中力・持久力が持続せず、すぐエネルギー切れになってしまいます。
長く運動などをするようであれば炭水化物を多めに取りましょう。
筋トレなど強度の高い運動をする際は納豆や卵、焼き魚などタンパク質も多めに取ることをおすすめします。
タンパク質は筋肉強化に必要な栄養素です。
・昼も食事の後でトレーニングを
お昼休みに運動をしたいと思う方もいますよね!その場合も、先に食事を済ませてください。
食後20分は食休みをして運動を始めましょう。
特に体脂肪や血糖値が気になる方、食後は最も血糖値が上がりますので運動をすることにより
血糖値を下げる効果が期待できます。
ただ、運動前に食事をするからといって、穀類だけ(うどんやおにぎり)の軽めな食事にしないでください。
運動中に血糖値が下がって眠くなってしまうからです。
軽めなら野菜など穀類以外も一緒に食べましょう。
もし、昼食後に20分も食休みが取れないようであれば10時頃におにぎり1個を食べ、運動してから軽めの食事を取るのがおすすめ。
おにぎりに豆腐や納豆など、穀類とタンパク質をセットにするのがいいでしょう。
食べ過ぎると、午後眠くなってしまいますので気を付けてくださいね。
・夕方はハードトレーニング向き
夕方はハードなトレーニングに適しています。体の運動機能がピークになるからです。
今日はトレーニングをしっかりやりたい!という日は夕方に行いましょう。
その日の昼食は少し多めにして、主食・主菜・副菜を揃えて取ってください。
もし、外食であれば定食にし、コンビニならさまざまな野菜が入っているお弁当がおすすめです。
いつも以上に運動したい場合は、運動前にさらに食べておくと効果的です。
そうはいってもどのくらい食べればいいのかわからないという方、運動をしていると食事が足りていたかがわかるようになっています。
◎運動中にお腹が空く・・・前の食事の糖質量が足りなかった
◎運動時にパワーが出ない・・・タンパク質が足りなかった
このように運動最中に感じる体の状態をしっかり確認することにより、次回のトレーニング前の食事に活かすことができるのです。
きちんとした食事を見つけられるように、よく体の声を聞いてみましょう。
・夜のトレーニングと食事のポイント
夜に激しい運動をすると体が興奮してしまい、眠りにくくなって体のリズムを崩す原因になります。
体内時計がお休みモードに入るので、ストレッチや夜ヨガなどゆったりとした運動がおすすめです。
運動後にたくさん食事を取るのも避けましょう。
2回に分けて夕食を取るのもいいでしょう。
運動前に穀類の主食、運動後にタンパク質の主菜、副菜と食べるのが理想的。
翌日の体調にも注目してみましょう。
前日の夜、食べたものが体に負担がかかっていないかを確認することができます。
◎翌日食欲がなかった・・・運動後、食事を食べ過ぎている
◎翌日、疲労感がある・・・運動後、糖質補給が足りていない
疲労感がある場合は運動後の穀類を若干増やしてください。
・運動効率をもっと高めるには
運動の効率を高めるために特に意識して取ってほしいものが、運動前の炭水化物、運動後のタンパク質とビタミン・ミネラル類です。
意識的に取ることで、運動効率がより高まります。運動していても効果があまり感じられない方は試してみるのもいいですね。
ただ、基本はバランスの取れた栄養を取ることです。
天候や体調にも注意してください。運動中の事故予防、運動後の疲労軽減に必要だからです。
ストレッチも重要なことです。運動前と運動後でストレッチの内容を変えましょう。
体調や状況に合わせたストレッチを行ってください。
持病のある方はかかりつけ医に相談した後、始めてください。
楽しくトレーニングをするためには必要なことです。
いかがでしたか?
食事の取り方やタイミングで、運動の効率を高めることができるのです。
なんとなく運動をしていて、効果がイマイチという方は意識的に食事を気を付けてみてはどうでしょう?
食事で変化があるかもしれませんよ。
食事を工夫して楽しくトレーニングをしましょう。